OGPプリロード
サステナビリティを学ぶ人のための専門メディア

GX DiG

powered by スキルアップGreen

GX DiG

powered by スキルアップGreen

サステナビリティを学ぶ人のための専門メディア

【GX検定 アドバンスト合格者インタビュー】実務経験者が「GX検定アドバンスト」で専門知識を“補強”した理由

 

この記事でわかること:
受験の動機: 「SSBJ(サステナビリティ情報開示)」基準への対応を見据えた専門知識の補強
学習のコツ:平日は実務、週末に集中学習。既存知識との差分を埋める
取得のメリット:ホールディングス(持株会社)として、事業会社へ削減施策を提案する際の「説得力(武器)」になる

 

日本郵政株式会社にて、グループ全体のサステナビリティ推進をリードする長尾様にインタビューを実施しました。すでにサステナビリティ推進に関する実務経験をお持ちの長尾様が、なぜあえて「GX検定 アドバンスト」を受験したのか。SSBJ基準への対応やGHGプロトコルへの移行など、企業の脱炭素実務の最前線で求められるスキルの正体に迫ります。「GX検定受験のきっかけ」「合格後の変化」について、インタビューでお伺いできた生の声をお届けいたします。
GX検定 アドバンストの受験を検討中の方が参考にしていただける内容となっていますので、ぜひご一読ください。

【受験のきっかけ】「SSBJ基準への対応」に向けた、専門知識の補強

-現在はどのような業務を担当されているのでしょうか

長尾様: 私はサステナビリティ推進部に所属し、環境ラインを担当するチームのグループリーダーを務めています。 私たちの部署は、単なるCSR(企業の社会的責任)としてではなく、経営と統合した重要テーマとして社会課題に向き合っています。気候変動の対応としては、特にGHG(温室効果ガス)算定・削減施策を進め、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、グループ全体のGHG削減を本格的に推進していく役割を担っています。

-実務経験が豊富な長尾様が、今回「GX検定 アドバンスト」を受験された理由を教えてください

長尾様: 大きなきっかけは、「SSBJ(サステナビリティ基準委員会)基準」への対応です。 日本郵政グループでは、2027年3月期有価証券報告書からSSBJ基準に基づく情報開示が始まります。これまではGHG排出量の開示は任意でしたが、今後は義務開示となります。 私は以前から環境関連の業務経験がありましたが、より国際基準との整合性を理解し、開示の考え方を強化する必要があると考え、GX検定 アドバンストを受験することにしました。

【学習のポイント】新たな知識は週末に集中インプット!平日は業務と関連付けて知識の定着

今回の受験情報

項目 内容
受験区分 GX検定 アドバンスト
受験時の知識 実務経験あり
使用教材 カーボンニュートラル実践講座(中級編)
学習スタイル 週末集中型 + 通勤時間のスキマ活用

-具体的な学習方法について教えてください

長尾様: 基本的には、平日は業務に集中し、週末にまとめて動画講義(e-ラーニング)で学習するスタイルを取りました。 ただ、週末だけでは記憶が薄れるため、通勤電車の中でスマホを使い、動画を倍速で視聴して復習を行いました。特に「もう一度確認したいポイント」を移動中にピンポイントでおさらいできたのは、非常に効率的でした。

-実務経験者だからこそ感じた「学習のポイント」はありましたか?

長尾様: 実はここが一番の収穫だったのですが、算定ルールを体系的に整理できた点です。 日本郵政では「温対法(地球温暖化対策の推進に関する法律)」や「省エネ法」をベースに算定を行ってきました。しかし、SSBJや今の世界基準で求められているのは「GHGプロトコル」です。これまでの国内基準(温対法ベース)と、今後求められる国際基準(GHGプロトコル)の間には細かなルールの違いがあります。この検定を通じて、その「差分」を体系的に整理し、部内やグループ会社に展開する準備ができました。

 

【GX検定 アドバンスト合格に向けた3ステップ】

  1. 週末集中学習: 新しい単元を一気に視聴し、全体像を掴む。
  2. 実務との照らし合わせ:学んだ内容を、自社の実際のデータや資料と見比べて確認する。
  3. 差分の理解:「算定基準」の違いを明確にする。

【合格後の変化】「確かな情報」が、事業会社を動かす武器になる

-合格後、実務にはどのように活かされていますか?

長尾様: まず大前提として、SSBJ基準への対応に向けた「GHGの正確な算定」に直結しています。 しかし、私たちのゴールは「算定」することではなく、「削減」やその先につなげる活動を行うことです。削減にはコストがかかるため、それをどう収益化につなげていくかという視点も必要です。テキストで学んだ削減スキームは、こうした戦略を練る上でも役立っています。

-グループ会社との連携においてはいかがでしょうか

長尾様: 私たち持株会社が方針を決めても、実際に動くのは事業会社の方々です。彼らに納得して動いてもらうためには、提案する施策の根拠が強固でなければなりません。 GX検定で学んだ体系的な知識は、「確かな情報」を裏付けるものであり、グループ会社とコミュニケーションを取る際の強力な「武器」になっていると感じています。

【今後の目標】「削減」をコストから価値へ。共通言語でグループを変える

-最後に、今後の目標をお聞かせください

長尾様: サステナビリティやGXの概念が、社内の「共通言語」になることを目指したいです。学習をきっかけに、社員一人ひとりが知識を持つようになれば、会社全体で環境負荷低減に取り組むスピードが上がります。 今はまだ「削減=コスト」と捉えられがちですが、GXを実装し、収益を生む事業運営へと転換していく。そのための機能として役割を果たしていければと考えています。

GXメディア編集部
GXメディア編集部
GX人材育成サービス「スキルアップGreen」が運営するオウンドメディア、「GX DiG」の編集部です。GXやカーボンニュートラルに関する基礎知識やGX推進に役立つ人材育成に関する情報を日々発信していきます。今後もコンテンツはどんどん追加していきますので、GX関連の学びを深堀り(DiG)していきましょう。
LINE公式アカウント