Endorsement Comment

竹内 純子

3イノベーションズ合同会社
共同代表NPO法人国際環境経済研究所
理事 東北大学特任教授

竹内 純子

GXは、CNそのものが目的ではなく、これを契機として日本の成長戦略につなげることを目指しています。わが国の基…

GXは、CNそのものが目的ではなく、これを契機として日本の成長戦略につなげることを目指しています。わが国の基幹政策として省庁横断で取り組んでおり、GX経済移行債を活用した20兆円の投資は、いわば、乾坤一擲、最後の賭けともいうべきものでしょう。
しかしGXを進めるうえで、投資の確保や政策の整備以上に重要なのが、人材の確保でしょう。担い手がいなければ何も起きません。GX実行会議においてもこれまで、複数の委員がGXの担い手の確保についての問題提起をしています。人材の育成・確保は、まず必要とされるスキルを定義するところから始まります。
今回、GXリーグGX人材市場創造WG に参加する多くの企業の皆さんとの議論を踏まえて、「GXスキル標準」が策定に至ったことは、わが国のGX推進に向けての大きな一歩となるでしょう。知識だけでなく、変革の意欲やコミュニケーション能力などさまざまなスキルを持つGX人材の育成に取り組む企業・団体が増えてくださることを期待しています。

末廣 孝信

みずほフィナンシャルグループ
グループCSuO補佐
 

末廣 孝信

これまで暗黙知・不明確だった「GX人材とは?」という問いに、本件が形式知として明確な指針を示したといえる…

これまで暗黙知・不明確だった「GX人材とは?」という問いに、本件が形式知として明確な指針を示したといえる。本件は、単なる知識習得だけでなく、各社で実地で活躍できるGX人材のレベル・定義であり、各社の人材育成方針のスキル認定等で幅広く活用すべき内容。
今後、各社より本件に基づくGX人材を育成・輩出することで、日本だけでなく世界中のGX推進に貢献が可能に。加えて、一過性のものでなく今後ますます求められるGX人材の処遇・待遇を各社内で一層改善することも必要。GX推進は1社だけでは難しく、今後はGXSSレベル5「積極的に社外との連携を推進できる」など、より高度な定義策定も期待したい。

後藤 宗明

一般社団法人 ジャパン・リスキリング・イニシアチブ
 

後藤 宗明

脱炭素化という喫緊の課題に対し、企業の変革を促すGX(グリーントランスフォーメーション)の成否は、日…

脱炭素化という喫緊の課題に対し、企業の変革を促すGX(グリーントランスフォーメーション)の成否は、日本経済の未来を左右します。その変革を支えるには、環境分野で求められる新たな知識・スキル、すなわち“グリーン・リスキリング”を推進する必要があり、その道標になるのが「GXスキル標準」です。 グリーン・リスキリングは、新たなグリーンビジネス創出と既存事業の変革を促し、雇用喪失を防ぐ「攻め」と「守り」の戦略です。サステナビリティ情報開示が進む今、グリーン・スキルは不可欠であり、人的資本投資の中核です。 欧州でもグリーン分野の人材育成は発展途上であり、日本はGXスキル標準を指針とすることで先行者利益を得る機会があります。労働移動を促し、個人の既存スキルを活用したグリーン分野への移行を支援し、国、自治体、企業、教育機関一体で「GXスキル標準」を活用したグリーン・リスキリングを推進することが、日本の持続可能な未来に繋がると確信します。

Jason Danielson

株式会社テラスカイベンチャーズ
取締役
 

Jason Danielson

人類が直面している最大の課題の一つ、地球温暖化。みんなが分かっていても、具体的に誰が何をどうすればいいのか、長い間分かりませんでした。そこでまずGXを推進する人材の…

人類が直面している最大の課題の一つ、地球温暖化。みんなが分かっていても、具体的に誰が何をどうすればいいのか、長い間分かりませんでした。そこでまずGXを推進する人材の役割や習得すべきスキルを定義することでやっとスタートラインに立って、動き出せます。

佐藤 有

JAC Recruitment
執行役員 事業本部 東日本第5統括
 

佐藤 有

弊社として「GX人材の採用」について各社宛積極的にご支援を進める中、本WGにて提起された「GX人材のスキル要件定義」について、同様の問題意識を感じております。…

弊社として「GX人材の採用」について各社宛積極的にご支援を進める中、本WGにて提起された「GX人材のスキル要件定義」について、同様の問題意識を感じております。国としてのカーボンニュートラルの実現に向け、民間企業におけるGX人材のスキル要件定義は急務である認識です。
弊社としても、本WGの策定内容に賛同の上、人材紹介事業者として、各産業におけるGX人材の採用をご支援して参ります。

前田 晋吾

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
サステナブルビジネス統括部長
 

前田 晋吾

弊社は、100名規模のGX人材を擁し、GXを目指す企業・サービス提供者様をご支援しています。GX人材市場創造WGには、人材育成・リスキリング…

弊社は、100名規模のGX人材を擁し、GXを目指す企業・サービス提供者様をご支援しています。GX人材市場創造WGには、人材育成・リスキリング等、新領域特有の課題解決に向け参画致しました。改定された「GXスキル標準Ver2.0」は、より幅広く、実践的なレベルに向上しており、社内活用のみならず、社外労働市場との接点としても有益であると確信しております。本スキル標準の活用・GX推進等を通じて、「はたらいて、笑おう。」の実現を引き続き目指して参ります。

株式会社ベネッセコーポレーション
サステナビリティ推進室・エキスパート

荒木 恵理子

温暖化が止まらず、気候危機に直面している現状があります。未来の子どもたちに美しい地球環境を残すため、気候危機に…

温暖化が止まらず、気候危機に直面している現状があります。
未来の子どもたちに美しい地球環境を残すため、気候危機についての理解を深め、GXによる市場経済成長とそれをを推進する様々な役割の人財の育成が急務です。
より多くの市場・企業・団体・人々でのGX推進のため、必要なGX推進スキル標準Ver.2.0の開発の参加いたしました。
社会人のみならず、卒業後の進路を考える学生の方々にも参考にしていただき、少しでも早いGX推進・市場創造・ネットゼロ社会の実現、人々が良く生きられる世界・社会、より多くの人々の笑顔をつくることができればと思います。

トランスコスモス株式会社
上席常務執行役員
 

高山 智司

トランスコスモス株式会社は、GXスキル標準の浸透プロジェクトを強く支持します。脱炭素社会の実現には従業員…

トランスコスモス株式会社は、GXスキル標準の浸透プロジェクトを強く支持します。脱炭素社会の実現には従業員一人ひとりがGXについての必要な知見やスキルを習得し、トランスフォーメーションを推進していくことが不可欠になってきます。GXスキル標準は、企業の成長とカーボンニュートラルの実現を両立させるための重要な指針となることを確信しております。わたしたちトランスコスモスは、GXを含めた社会課題の解決に取り組むことで、社会全体のWell-beingを最大化することをパーパスとし、持続可能な社会の実現に向けて活動を進めていきます。

木村 圭佑

exroad
代表取締役社長
 

木村 圭佑

日本が気候変動というグローバルな課題に正面から向き合いながら、産業競争力と経済成長を実現していくには、「GX…

日本が気候変動というグローバルな課題に正面から向き合いながら、産業競争力と経済成長を実現していくには、「GX(グリーントランスフォーメーション)」に対応できる人材の育成が不可欠です。
このたび策定された「GXスキル標準」は、そのために必要な知識・スキルを体系的に明示したものであり、企業・教育機関・個人にとって極めて有用な羅針盤となります。
私たちもこのスキル標準の活用を通じて、GX人材の育成や企業のリテラシー向上に貢献してまいりたいと思います。

木村 忠昭

株式会社アドライト
代表取締役
 

木村 忠昭

世界経済が混沌を極める中、欧州では100の自治体が、産官学民の垣根を越えて2030年脱炭素の実現に挑戦しています。…

世界経済が混沌を極める中、欧州では100の自治体が、産官学民の垣根を越えて2030年脱炭素の実現に挑戦しています。
日本でも、産官学民の各セクター連携しての脱炭素化への取り組みや、GX(グリーン・トランスフォーメーション)による各地域の経済活性化がはじまり、更に加速が進んでいます。
「GXスキル標準」の策定により、次世代を担うGX人材の育成と底上げが進み、各セクター融合しての脱炭素・GXが推進されることを期待しております。
弊社アドライトもその一助となれるよう、未来へと続く事業共創に邁進して参ります。

田尻 沙知子

田中鉄工株式会社
SDGs推進室 兼 GX推進室
 

田尻 沙知子

GXは、特定の担当部署にとどまらず、広範な業務に関わる重要テーマであり、その重要性は今後さらに増して…

GXは、特定の担当部署にとどまらず、広範な業務に関わる重要テーマであり、その重要性は今後さらに増していくでしょう。一方で、何から手をつけるべきか悩む企業も多いのではないでしょうか。GXスキル標準は、一連の流れが類型とスキルに落とし込まれているため、何をすべきか、またどの領域のスキルや人材が不足しているのかを把握する一助になります。今後、多くの場面で活用されること、また活用事例が共有されることで、GXの輪が拡大していくことを祈念いたします。

伊佐 陽介

株式会社バイウィル
CSO兼カーボンニュートラル総研所長

伊佐 陽介

日本のGX実現に挑む多くの企業や自治体などは、正解やセオリーのない状況下で暗中模索を繰り返さざるを得…

日本のGX実現に挑む多くの企業や自治体などは、正解やセオリーのない状況下で暗中模索を繰り返さざるを得ませんでした。その理由のひとつは、「体系的にインプットし、実践的にアウトプットする」ための基盤がなかったためです。本レポートは、自分が担当になったときに求められる能力を、人材別、レベル別に示しているという点で非常によく整理されています。