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社会インフラや日常生活に不可欠な製品を提供する基盤産業である鉄鋼業は、活動に伴うGHG排出量が非常に大きく、その対策は日本の産業界全体にとって重要課題となっています。
特に、主要な顧客である自動車業界や建設業界からのScope3削減ニーズは非常に高く、この要求にいかに応えるかが、今後の企業の市場競争力と国際的な評価を確立する焦点となります。
本セミナーでは、まず企業経営におけるサステナビリティ情報開示の重要性や、規制・報告義務の最新動向と鉄鋼業を取り巻くGHG排出構造を整理します。後半では、顧客のGXニーズに焦点を当てます。自動車業界の「パワートレイン戦略」や建設業界の「改正建築物省エネ法」「ZEB/ZEH」など、具体的なニーズの背景を深く掘り下げます。
そして、カーボンニュートラル・循環経済への役割を果たすために不可欠な、グリーンスチールにおけるマスバランス方式の活用といった具体的なGXアプローチについて、重要ポイントを厳選し、勉強会形式で分かりやすく解説します。
この変革期を成長の機会に変え、持続的な企業価値向上へつなげるための実践的な知見を凝縮してお伝えします。ぜひご参加ください。
このような方におすすめ
サステナビリティやESG推進部門、経営企画部門、経営者
- 短時間で鉄鋼業界のGX戦略の全体像と、顧客(自動車・建設)のニーズを具体的に把握したいビジネスパーソン
- 自動車業界や建設業界のScope3削減に向けた具体的な動きを知り、営業戦略や製品開発に活かしたい方
- グリーンスチールやマスバランス方式といった、鉄鋼業のGXアプローチについて最新の知識を得たい方
- GX推進を担う部署に所属しており、この変化をチャンスに変えるための実践的な知見を求めている方
タイムスケジュール
16:00~16:30 登壇
16:30~16:40 質疑応答
16:40~16:45 告知アンケート
登壇者
株式会社スキルアップNeXt GX組織開発Div
白木 宏昌
広島県出身。横浜国立大学教育人間科学部を卒業後、情報コミュニケーション事業会社に従事。食や農業関連事業領域のベンチャー企業にて企画職を経て現職。主に、講座開発やGX関連情報のリサーチに従事。企業のGX推進を支援するべく、実務に活かせる情報の配信も行っている。これまでに5,000名以上のGXアセスメント導入に携わり、企業のGX推進を支援している。
- 開催日時
- 2025年12月18日 (木) 16:00
- 申し込み〆切
- 12/18 (木) 12:00まで