GX検定ベーシックの合格体験記 | 受験の動機や具体的な勉強方法・勉強時間まで徹底的に解説!
こんにちは。
スキルアップNeXtのGXメディア担当の雨谷です。
今回は全くの異業種から転職し、GX関連の知識が0であった私が
1発で「GX検定ベーシック」に合格し、脱炭素アドバイザーベーシックを取得したかを詳しく解説します。
GXの知識が0の方でも知識が定着しやすいような学習方法を徹底解説します!
>>>「脱炭素アドバイザーについて学べる資料をダウンロードする」
GX検定ベーシックとは?
GX検定ベーシックとは、株式会社スキルアップNeXtが運営する民間資格で、環境省認定制度『脱炭素アドバイザー ベーシック』認定のGX入門レベルの検定です。
取得することで脱炭素化推進の知識を有していると証明できます。
このGX検定には、他にもGX検定アドバンストやGX検定スペシャリストが存在していますが、今回はGX検定ベーシックに焦点をあて、合格体験記としてご紹介します。
GX検定ベーシックに関しては、以下の記事でも解説しているのでチェックしてみてください。
>>>【GX検定対策】GX検定ベーシックとは?メリットや合格するための勉強方法を解説
GX検定ベーシックを受験しようと思ったきっかけ
株式会社スキルアップNeXtに転職し、「GX DiG」というメディアサイトのディレクターに就いたためです。
これまではGX領域とは異なる業界で働いていたため、GXに関する事前知識は0でした。
しかし、SEOディレクターとして専門性の高い領域でコンテンツを制作する上で取得する必要性を感じました。
また、GXを調べていくうちにGX領域は黎明期であり今後ますます需要が増していくことが予測できたのも理由の一つです。
その中でも、環境省認定制度として「脱炭素アドバイザー ベーシック」の認定を受けている資格がよいと考え、GX検定ベーシックに決めました。
受験費用は6,600円(税込)で、まず初めのきっかけとして受けるにはそれほど高くなく、ハードルが低かったのもポイントでした。
GX検定ベーシックの学習スケジュール
GX検定ベーシックの学習スケジュールは、約1ヶ月間を目安に設定しました。
1ヶ月に設定した理由は一気に詰め込んで勉強した方が効率が良いと考えたこと、リミットを設定しないと段取り悪く時間が経過しそうな気がしたからです。
これは結果として正解でした。
総勉強時間は約20時間程度でした。平日は1日1時間を目安に、
通勤中も活用しながら勉強していました。
まずはGXに関する基礎的な知識を身につけるため、スキルアップGreenの「GX入門講座」を受講し、網羅的に知識を身につけ同社の「GX検定ベーシック対策アプリ」でアウトプットするという流れで勉強を行いました。
講座については、合計4時間程あり、土日を活用して学習していました。
GX検定の効率的な勉強方法、試験対策
GX検定に合格するためには、計画的かつ効率的な勉強が不可欠です。以下に私が実践した勉強方法とポイントを紹介します。
GX検定対策アプリ
【GX検定 ベーシック公式対策アプリ】には、「GX検定 ベーシック」対応のオリジナル問題が100問収録されています。
GX検定の運営元であるスキルアップGreenが作成しているため、本番に備えた万全の試験対策ができます。
アプリを活用することで、移動時間や隙間時間に効率的に学習できました。
こちらのアプリの特徴として、自分の学習の進捗状況や正解率を確認することができます。
全問正解するとメダルが付くのでゲーム感覚で楽しみつつ学習ができました。
また、復習機能がついている点も便利でした。
前回間違えた問題やイマイチ自信がない問題は「復習する」にチェックを入れておき、
期間を空けてから解くことで弱点を潰すことができ、合格に繋がったと思っています。
講座学習→アプリ→講座学習→アプリを繰り返すことで確実な知識の定着が見込めると思います。
スキルアップGreenのGX検定ベーシック対応講座
スキルアップGreenが提供する「GX入門講座」は、GX検定ベーシックに完全対応しており、網羅的にGXの基礎を学習することができます。
また、本講座はグリーン成長戦略策定に関わっていた識者や、GX実行会議の構成員が監修しており、背景から丁寧に解説している点も信頼がおけます。
講義資料に関しては、非常にわかりやすく丁寧な印象でした。
具体的には、重要箇所をハイライトとして緑色で色付けしているのでどこが重要かが一目瞭然で把握できました。
完全対応と謳っていることもあり、講座の内容を反復して学習することで、ばっちり試験対策ができます。
スキルアップGreenのGX入門講座を受講した感想
講座を受講したことで、GX検定ベーシック対策はもちろんですが、GXという概念がどのような経緯で生まれたかということまで体系的に学ぶことができました。
講座内では、GXに関する様々な政策や歴史、重要なワードについて図や画像を用いて分かりやすく解説されており、スムーズに理解することができました。
動画形式のため、巻き戻して見返せる点はメリットだと思いました。
私の場合、以下のような学習方法でストレスなく学習に取り組めました。
- スタート時点で一定程度理解できている部分については2倍速で視聴
- あまり知らない箇所は通常の速度で視聴
- イマイチ理解できていない箇所は巻き戻して繰り返し視聴
GX検定 ベーシック + GX入門講座セットで学習したほうが効率的で合格率もGX入門講座を受講していない方に比べ10pt以上高いも高いことがわかっています。
確実に合格を狙っていきたい方は、セットでの受講がおすすめです。
自作の用語集
GX検定には専門用語がかなりたくさん出てきます。
例えば、「カーボンフットプリント」や「生物多様性」、「カーボンオフセット」等の日常生活では聞きなじみのない単語が散見されます。
単語の意味がわからないと内容が頭に入ってこないため、単語の意味を早めに覚えてしまったほうがいいと思います。
英単語を覚えてからでなければ長文が読めないのと同じ理由です。
そのため、分からない単語が出てきたらメモしておき、意味を調べて一覧にまとめた用語集を作りました。
これは私のオリジナルの勉強方法ですが、この用語集が意外と役に立ったと思っています。
作ること自体がインプットに繋がるだけでなく、再度同じ単語で躓いた際に確認する時間が短縮できるため、非常に効率良く進められます。
一見アナログに感じますが、試験の直前対策やスキマ時間の勉強にも活用できるため、自分には合っていました。
現在スキルアップGreenのメールマガジンに登録するだけでオリジナルの用語集がもらえるので、これから学習を始める方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
30用語ですが、足りない分は自分で追加していき、自分のオリジナルの用語集を作ってみてください。
GX検定ベーシックの勉強で大変だったことや工夫したこと
GX検定の勉強で大変だったことは、膨大な専門用語と概念を覚えることです。
特に、GXに関連する法規制や政策の変遷について理解するのに時間がかかりました。
現状、問題集や過去問が発売されておりませんが、アプリで理解度の確認と対策ができます。
アプリの問題は、本番の出題形式に酷似しており、
講座視聴→用語集確認と追記→アプリで実際の問題を解くこと繰り返すことで確実に知識の定着につながりました。
GX検定ベーシックの試験当日のエピソード
試験当日の朝は自作の用語集の見直しからスタートしました。
再度、頻出単語の確認と意味を咀嚼することを心がけました。
試験自体は45分で50問となるため、1問あたり1分以内で回答する必要があります。
時間に関しては、試験が始まると思ったほどタイトではなく、部分的に1分以上かかる問題はあるものの、基本的に30秒程度考えれば解ける問題が多かったです。
私は、試験時間が半分過ぎたあたりで自分の進捗状況を確認し、25問以上解けているかを確認しました。
私の場合は試験時間が半分経過した時点で30問以上回答できていたので、その後はペースを落として一問一問に集中して取り組みました。
GX検定ベーシックを取得してよかったこと
GX検定ベーシックの学習を通じて、SDGsを含めた環境に関する意識が高くなったと感じています。
資格試験を含めた知識の習得は、世の中で起きていることをより自分事として捉えることが
できると思います。
私の場合は環境系の業務に携わってはいませんが、企業のサスティナビリティ推進担当やGX推進を視野に入れている方は特に取得する価値があると思います。
また、合格者には「環境省認定制度 脱炭素アドバイザー ベーシック」を名刺などに表記し、名乗ることが認められます。
名刺に記載できるのは社内外でもアピールポイントになるので、活用していくべきです。
これからGX検定ベーシックを受ける方へのメッセージ
GX検定ベーシックは正答率70%程度で合格を狙える資格だと言われています。
しっかりと計画を立てて学習すれば合格は十分可能です。
まずは基礎を固め、段階的に知識を深めていくことが大切です。
試験対策アプリや「GX入門講座」を活用し、実践的な学習を心がけてください。
先述した勉強方法で勉強すれば正答率は80%以上も狙えると思います。
特に「GX検定ベーシック対策アプリ」の活用が肝だと個人的には思っています。
GX検定ベーシックを受験することでGXに関する基礎的な知識を習得し、GX人材として活躍したいと考えている方はぜひ挑戦してみてください。
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