【2023年 9/26(火)・9/27(水)・9/28(木) 開催】
GX Envisioning Conference 2023は、意思決定者に今後の方向性を示すGXシリーズです。
各業界のソートリーダーやGX推進の実務者とともに、カーボンニュートラル実現のあり方を探求します。
このセミナーは終了しております。
各日のレポートは以下GX DiGサイトよりご覧ください。
・ 【DAY1】GX Envisioning Conference 2023 講演レポート
・ 【DAY2】GX Envisioning Conference 2023 講演レポート
・ 【DAY3】GX Envisioning Conference 2023 講演レポート
■ 基調講演
「日本のGX推進の課題と展望」
竹内 純子氏
U3イノベーションズ合同会社 共同代表
NPO法人国際環境経済研究所理事
東北大学特任教授
2023年に入ってから「GX実現に向けた基本方針」が閣議決定され、関連法案が成立するなど、日本のGXが加速しています。今後は、戦略の具体化と、実行段階での評価・検証・軌道修正を機敏に行っていくことが重要となります。本セッションでは、日本のGX関連政策の中心である「GX実行会議」の委員も務める竹内純子氏に、GX実行戦略の概要や課題、展望について講演いただきます。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 代表取締役 田原 眞一
■ 「GX推進に欠かせない「GX推進戦略」のポイント」
山田 亮太氏
経済産業省
産業技術環境局 GX投資促進室 総括係長
2023年5月に成立した「GX推進法」に基づき、7月末には「GX推進戦略」が閣議決定されるなど、GXに向けた動きが具体化しています。こうした動きは、あらゆる組織がGXに取り組みに当たって、前提としなければなりません。本セッションでは、「GX戦略策定」の実務を担われた経済産業省のご担当者をお招きし、「GX推進戦略」の内容についてご説明いただきます。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 安藤 悠太
■ 「USEN-NEXT GROUPの攻めと守り GX経営戦略・その裏側」
山本 まりも氏
株式会社USEN-NEXT HOLDINGS
コーポレート統括部 サステナビリティ推進室 室長
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSは、環境問題や社会課題が深刻化する中で、サステナブルな社会の実現を目指して様々な取り組みを加速しています。
環境に関する取り組みとしては、TCFD提言に沿った情報開示やSBT認証取得など”守りのGX”と言われるものだけではなく、”攻めのGX”として、グループ内に株式会社U-POWERを設立し、脱炭素ソリューション事業の展開も行っています。本セッションでは、これらの取り組みのきっかけや効果、今後のGXに関連する展望、またそれらを実施する社内体制や課題等まで、具体的かつ赤裸々にご紹介いただきます。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 代表取締役 田原 眞一
■ 「ゼロカーボンベースボールパーク(阪神タイガースファーム)を活用した官民連携まちづくり」
西岡 努氏
尼崎市
経済環境局 経済部 経済観光振興課 係長
兵庫県尼崎市の小田南公園に2025年2月に阪神タイガースファーム施設が移転してリニューアルされます。尼崎市は産業都市として発展し、阪神工業地帯の中核を担ってきたことから、公害にも苦しんできた歴史があります。しかし、近年、環境改善が進み、第1回脱炭素先行地域に選定され、地域の活性化と脱炭素社会の両立を目指して「ゼロカーボンベースボールパーク」を阪神グループと連携し、官民連携のまちづくりの取組を進めている事業についてご紹介させていただきます。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 代表取締役 田原 眞一
■ 「効率的手法で進める脱炭素経営」
清水 倫氏
株式会社三井住友銀行
サステナブルソリューション部 シニアサステナビリティエキスパート
「脱炭素経営の重要性について理解したが、どのように取り組めばいいのか?」「効率的に進めていくにはどうしたらいいのか?」それらの疑問に対して、年間数百社を超える企業のサステナビリティ部門と面談を実施している、三井住友銀行のシニアサステナビリティエキスパートがお答えいたします。脱炭素経営を効率的且つ効果的に進めていきませんか?
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 安藤 悠太
■ 「環境省認定制度「脱炭素アドバイザー」の政策趣旨と今後の展開について」
稲村 晃希氏
環境省
大臣官房 環境経済課 環境金融推進室 室長
企業が脱炭素化を進めるためには、GHG排出量の算定、削減目標の設定、具体的な削減策の実施、財務面を踏まえた設備投資の検討や経営方針への反映、資金調達のあり方など多様な知見が必要になります。もっとも、日本の現状としては、こうした分野のリテラシーは高いといえず、専門家の知見を一段と高度化するとともに、幅広い国民が基本的な知識を付けることが目下の課題となっています。こうした状況に鑑みて、日本全体に十分な知見・能力を持った人材を育成していく観点から、適切な事業者が一定の基準を満たした教育プログラムを提供する場合に、国として認定を与える枠組み「脱炭素アドバイザー資格制度」を2023年後半から開始します。本セッションでは、「脱炭素アドバイザー資格制度」設計の実務を担われた環境省のご担当者をお招きし、制度の内容や意図、目指すべき姿についてご説明いただきます。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 安藤 悠太
■ 「ネットゼロを達成した地銀が取り組むGX推進」
神津 喜英氏
株式会社八十二銀行
総務部 監査役
八十二銀行は、2023年6月、国内の銀行で初めてCO2排出量(スコープ 1・2)ネットゼロを達成しました。また、サステナビリティ・リンク・ローンやポジティブ・インパクト・ファイナンスなど独自のサステナビリティ関連ローンを中心に、顧客のGX推進もサポートしています。 本セッションでは、こうした取り組みの現状や今後の展望についてお話しいただきます。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 安藤 悠太
■ 「「2050年ゼロカーボンシティいいだ」実現へ」
熊谷 健太郎氏
飯田市
市民協働環境部 ゼロカーボンシティ推進課 気候変動対策係長
長野県飯田市は、1996(平成8)年、「環境文化都市」を目指す都市像として掲げて以来、2009(平成21)年には環境モデル都市に選定されるなど、地域ぐるみで気候変動対策に取り組んできました。2021(令和3)年、市民、事業者、行政の代表3者が「2050年いいだゼロカーボンシティ宣言」を行い、さらに力強く二酸化炭素排出実質ゼロに向けた取組を推進しています。これまでの取組と、脱炭素先行地域実現など今後の展望についてお話しします。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 安藤 悠太
■ 「非財務情報開示の活用提言 – 脱炭素を”コスト”ではなく”投資”へ」
石橋 和幸氏
株式会社オプテージ
ビジネスコンサルティング部 マネージャー
近年、企業の脱炭素への取組状況を評価することを主な目的として非財務情報の開示を求める動きが国際的に強まっており、多くの企業で重要課題となりつつあります。 しかし、多くのケースで非財務情報開示対応のみならず脱炭素施策についても「コスト」と捉えており、コストである限りはできるだけ低減したいという考えから脱却できていません。ですが、「脱炭素・カーボンニュートラルという潮流を的確に捉え、リスクと機会を把握し、適切な策を講じ、企業価値向上に努めている」ことを外部に発信するという本来の目的からすると、企業はリスクへの対策だけではなく機会に対する”投資”についての情報開示も積極的におこなうことがよりよい選択となってきます。本セッションでは、この「コストから投資へ」というコンセプトを提唱しつつ様々な業界向けにGXコンサルティングサービスを提供している株式会社オプテージの石橋様に、これから企業が行うべき非財務情報開示対応やGXビジネス開発について、コンサルティング現場の事例を交えてお話しいただきます。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 代表取締役 田原 眞一
■ 「人材育成を含むサステナブルファイナンスにおける金融庁の取組み」
亀井 茉莉氏
金融庁
総合政策課 サステナブルファイナンス推進室 課長補佐
気候変動、少子高齢化等の社会的課題の重要性が増す中で、新たな産業・社会構造への転換を促し、持続可能な社会を実現するための金融(サステナブルファイナンス)の推進が求められています。サステナブルファイナンスの市場・イニシアティブなどを理解し、戦略策定・サービス提供等を実践出来ることは各事業体のGX推進において必要不可欠です。今回、人材育成を含めたサステナブルファイナンスの推進を通して日本のGX推進をサポートする金融庁の取り組みについてお話いただきます。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 代表取締役 田原 眞一
■ 「企業が育成すべきGX人材の全体像」
田原 眞一
スキルアップAI株式会社
代表取締役
多くの企業がGXに取り組んでおり、開示や目標設定が順調な一方、実行に向けた計画策定や体制構築、脱炭素需要を取り込んだ新規事業展開等に課題を持つ企業が増加している。
本セッションでは、GX推進に必要な人材ポートフォリオの設計方法を示し、身につけるべきスキルや人材育成方法を紹介する。
■ 「堺市の脱炭素先行地域事業「堺エネルギー地産地消プロジェクト」」
増田 頂二氏
堺市
環境局 カーボンニュートラル推進部 脱炭素先行地域推進室 主査
堺市は、2009年1月に政府から環境モデル都市に選定され、以降地球温暖化対策に率先して取り組んできました。2021年3月にゼロカーボンシティ宣言の実施と併せて新たに堺環境戦略を策定し、2022年4月に国の脱炭素先行地域(第1回)に選定されました。現在、脱炭素先行地域事業「堺エネルギー地産地消プロジェクト」を進めており、市内の重点2エリアの魅力向上を図るため、市庁舎のZEB改修や住宅の次世代ZEH+など各エリアに適した施策を進めています。これまでの取組と、脱炭素先行地域実現に向けた今後の展望などについてお話しします。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 安藤 悠太
■ 「経営指標としての「CO2排出量」と企業の脱炭素化」
山崎 冬馬氏
e-dash株式会社
代表取締役社長
企業の脱炭素化について、CO2排出量の可視化がその先のアクションにどう結びつくか、実際にe-dashがご支援している企業の事例も踏まえご紹介し、経営指標としての「CO2排出量」の重要性について解説します。さらに、今年7月に発表したスキルアップAIとの提携と、教育分野に着目した背景も紹介します。
モデレーター:株式会社スキルアップNeXt 代表取締役 田原 眞一
東京大学大学院工学系研究科にて博士(工学)。
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、東京電力株式会社で主に環境部門に従事した後、独立。気候変動に関する国連交渉(COP)にも長く参加し、環境・エネルギー政策の研究・提言を続け、東北大学特任教授、GX実行会議や規制改革推進会議等の政府委員を多数務める。
2018年10月U3イノベーションズ合同会社を創業し、共同代表に就任。スタートアップと協業し、新たな社会システムとしての「Utility3.0」の実現に向け、政策提言とビジネスの両面から取り組む。
2021年経済産業省入省。
これまでカーボンニュートラル関連施策の総合調整や各種戦略の策定・とりまとめ、国際関係業務に従事。
現在はGX投資促進室において、新産業(炭素循環分野)創出に向けた市場設計・政策立案を担当。
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSは、環境問題や社会課題が深刻化する中で、サステナブルな社会の実現を目指して様々な取り組みを加速しています。
環境に関する取り組みとしては、TCFD提言に沿った情報開示やSBT認証取得など”守りのGX”と言われるものだけではなく、”攻めのGX”として、グループ内に株式会社U-POWERを設立し、脱炭素ソリューション事業の展開も行っています。
本セッションでは、これらの取り組みのきっかけや効果、今後のGXに関連する展望、またそれらを実施する社内体制や課題等まで、具体的かつ赤裸々にご紹介いただきます。
平成22年10月尼崎市入庁。
入庁後は、10年以上にわたり、雇用就労支援や、中小企業支援、創業支援等の産業振興等の様々な業務を担当している。
現在も中小企業支援に取り組むとともに、平成最後のお城として再建された「尼崎城」や、大阪関西万博に向けた観光振興の取組も担当している。
慶應義塾大学を卒業後、2007年三井住友銀行入行。
法人営業、新規ビジネス開発を行う部署での勤務を経て、2017年行内での新規ビジネスアイディアコンテストでの入賞を機に、サステナブルファイナンスの企画・開発や、自治体と共に制度融資やSDGs認証制度の構築を支援。
現在は、Sustana(CO2排出量算定・削減支援クラウドサービス)をはじめとするサステナブルソリューション全般の企画・開発・推進を行う。
2011年日本銀行入行。
金融機構局、調査統計局、金融市場局で金融システム・金融市場に関する調査・モニタリングや統計作成・分析等に従事。
2022年7月に環境省大臣官房環境経済課環境金融推進室に出向、2023年6月から現職。国内金融機関向けのESG金融の実践支援事業やTCFD開示充実に向けた支援施策など、サステナブルファイナンスの推進に向けた策の企画立案を担当。
2009年八十二銀行に入社。2012年から長野県や新潟県にて法人営業に従事。
その中で、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電等の再生可能エネルギー案件に多く携わる。
その経験を活かし、2022年から総務部にてGX(グルーントランスフォーメーション)に従事。
信州産CO2フリー電気の導入やカーボンクレジットの活用により銀行界初となる界カーボンニュートラルを達成。
2002(平成14)年飯田市役所入庁。主に建築行政、都市計画行政に従事。2020(令和2)年から前身の環境モデル都市推進課へ配属。現在、市民、事業者が気候変動対策を「自分ごと」として地域ぐるみで取り組んでいただくため、精力的に啓発活動を展開。
大学卒業後、ベンチャー企業、通信系システムインテグレーターを経て株式会社オプテージビジネスコンサルティング部に所属。
一貫して新規事業開発畑を歩み、専門領域はエネルギー、GX、DX、事業開発。特にエネルギー自由化における小売参入や、分散化電源に関連する脱炭素ビジネスの事業開発支援を約80プロジェクト以上に従事。現在は、管理会計情報を使ったScope3算定支援や、非財務情報開示に向けた戦略立案~業務構築~システム計画・導入を一気通貫して推進する支援を軸として企業の脱炭素プロジェクトに多数参画。
確かな情報収集力に基づく戦略の提案と着実な事業推進、実行段階における実践的な業務プロセスの設計を強みとしている。
著書は「ウチの会社ガスも売るんだってよ」「ウチの会社ガス売るんだってよ」。
2016年エネルギーフォーラム普及啓発賞受賞。中小企業診断士。
資産運用会社において株式アナリストとして複数セクターを担当しながらESG投資に従事、事業会社での新規事業立上・マーケティングや、サステナビリティと絡めた金融教育などの活動等を経て、2022年12月より現職。
2009年4月 堺市役所入庁。環境公害規制や環境学習事業等に従事
2018年4月 地球温暖化対策事業(再エネ・省エネ推進)に従事
2023年4月 主に脱炭素先行地域プロジェクトの推進に従事
三井物産株式会社に入社後、主に電力等のインフラ事業の新規案件開発及びM&Aを担当。
2015年に米シリコンバレーに駐在し、エネルギーやモビリティ等のクリーンテック分野でのベンチャー投資・事業開発を担当し、複数のスタートアップ企業の取締役に就任。
帰国後、e-dashの事業を企画・立案し、2022年e-dash株式会社の設立と同時に代表取締役社長に就任。
自然環境学専攻を修了後、新卒でITエンジニアとプロジェクトマネジャーを経験。その後、リクルートにて数多くのAI・データ分析案件に携わる。
2017年にAI人材育成事業を開始し、スキルアップAI株式会社(現:株式会社スキルアップNeXt)を創業。著書に「徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集」。2022年からGX人材育成事業を開始。
2015年パリ協定への議論が活発になされる只中でフランスにて欧州エネルギー環境政策を学ぶ。現在は地域のゼロカーボンや次世代エネルギーに関わるプロジェクトを推進中。
日時 |
2023年9月26日(火)13:00-15:00 |
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場所 |
Zoom |
参加料 | 無料 |
お申し込み期限 |
9月26日(火)12:00まで |
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