オルガノ株式会社

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「GXの話題でも、お客様と自信を持って話せる」GX検定で得た知識を現場で実践し、サステナビリティ経営の推進に繋げる

オルガノ株式会社 「GXの話題でも、お客様と自信を持って話せる」GX検定で得た知識を現場で実践し、サステナビリティ経営の推進に繋げる
東京都江東区に本社を構えるオルガノは、水処理の総合エンジニアリング企業として長年環境配慮に取り組んできました。同社の環境マネジメントシステムは国際規格であるISO14001に基づいており、イオン交換樹脂の精製を行っているつくば工場で認証を取得しています。環境に関する社内教育の取り組みを積極的に進める中で、GX推進に関わる社員のリテラシー向上を目的に「GX入門講座」「GX検定ベーシック」を受講いただきました。そこで今回は、サステナビリティ推進を担当される山下様にお話を伺いました。
  • 課題・背景
    社員間でのGXに関する知識レベルにばらつきが生じていた
    GXへの取り組みを全社的に推進していく上で、社員が基礎知識を習得する必要性が認識されていた
    GX推進部門や営業・ソリューション部門から、専門知識の習得やリテラシー向上を求める声が上がっていた
  • 効果
    顧客との環境関連の会話がスムーズに進むようになった
    サプライヤーとの環境負荷低減に関する協議で、建設的な議論ができるようになった
    研修で得た知識が新しいサービスのアイデアを具体化する上で参考になった

ポイント

教材の分かりやすさ・学びやすさ・復習のしやすさ
継続的な学習意欲を刺激する仕組み

全社GXに必要な体系化された知識と学びやすい教材が魅力だった

御社でのGXへの取り組みについて教えてください。

山下様:

2022年6月のサステナビリティ方針策定を機に、GXへの取り組みを本格化させました。マテリアリティを定め、GHG排出量算定やシナリオ分析など複数のワーキンググループ立ち上げなども実施し、全社的な活動の基盤を整えました。この体制のもと、まずは自社のGHG排出量の算定から着手し、現在は、削減目標の設定と具体的な取り組みを進めています。

どのようなきっかけで、GX人材育成を検討されたのでしょうか。

山下様:

これまで当社では、GXや環境関連の知識の習得を自主学習に任せていました。しかし、この方法では、GXという広範なテーマに対する全体像の把握や、GXを体系的に学ぶことが難しく、都度必要な情報をインプットしている状況でした。その結果、社員間での知識レベルにばらつきが生じていることを課題に感じていました。
また、過去には、環境関連業務に携わる部門やお客様と直接対話する営業・ソリューション部門などから、体系的な知識習得やリテラシー向上を求める声が上がったこともありました。
このような状況を踏まえ、全社でGXへの取り組みを推進していくためには、社員のGXに関するリテラシーを一定水準に揃えることが不可欠であるという認識に至りました。そこで、体系的な教育プログラムの導入を検討し始めました。

スキルアップGreenでの受講を考えたきっかけを教えてください。

山下様:

GXを体系的に学ぶことができ、教材内容が非常に分かりやすく構成されているという点がポイントでした。専門用語を多く含んでいるのですが、初学者でも理解しやすいように工夫されていると感じました。

例えば、一つ一つの動画の長さが適切で集中力を維持しやすいといった点や、各セクションの後に設けられている確認テストが知識の定着度合いを測るのにちょうど良いボリュームでした。さらに、動画コンテンツとは別に、講義内容をまとめた資料が用意されていて、eラーニング視聴後の復習にも大きく役立ちました。

GXに関する会話に自信がつき、ステークホルダーと建設的な議論ができるように

実際に研修を受けてみていかがでしたか。

山下様:

改めて、先ほど述べたような教材の良さに触れ、eラーニングとしての完成度の高さを実感しています。
段階的にスキルアップを目指せるカリキュラム構成や、入門講座の先にカーボンフットプリント講座など、より専門的な内容を学べる上位講座が用意されている点も、継続的な学習意欲を刺激する良い仕組みだと思いました。

受講者からの反応はいかがでしたか。

山下様:

今回受講した51名は、主にGX関連業務に深く関わっているワーキンググループのメンバーや経営企画部のメンバーなど自ら希望した関心の高い社員たちです。受講者からは、総じて肯定的な意見が多く寄せられています。

営業部門のメンバーからは「これまで知識が曖昧だったGX関連の話題について、お客様との会話の際に自信を持って説明できるようになった」「話がスムーズに進むようになった」という声がありました。
また、購買部門のメンバーも同様に「サプライヤーの方々と環境負荷低減に関する協議をする際に、共通言語で建設的な議論ができるようになった」と話しています。
環境負荷低減に繋がる新しいサービスを検討している企画部門のメンバーもいたのですが、「研修で得た知識が新しいアイデアを具体化する上で参考になった」と喜んでいました。
お客様やサプライヤーといった社外のステークホルダーとの会話でも、環境関連の話題に触れる機会は日常的にあります。その際にGXに関する基礎知識が偏っていると話が進まないケースもあったのですが、基礎知識をバランスよく習得したことで、そういったケースが減ってきています。

今後の展開を教えてください。

山下様:

今回の研修を通じて全社的なGXリテラシーの底上げを図ることは、当社のサステナビリティ経営をより強力に推進するための重要な布石です。今後は、GHG排出量削減、水使用量削減、廃棄物削減・資源化に寄与する製品・サービスにより具体的な事業機会の創出に注力していきます。今後も、当社が長年培ってきた水処理技術により、社会課題の解決と持続的な事業成長の両立を目指してまいります。

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この事例で導入されたカリキュラム

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