【GX検定対策】GX検定ベーシックとは?メリットや合格するための勉強方法を解説
GXDiGの運営元である株式会社スキルアップNeXtが運営するGX検定 ベーシックをご存知でしょうか。「名前は聞いたことあるけど、どんな試験か知りたい」「受験を考えているけど、学習方法や合格の目安を知りたい」などと考えている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、GX検定 ベーシックの概要から、受験のメリット、学習方法を詳しく解説していきます。これから受験をご検討される方や、学習方法を参考にしたい方は、ぜひ参考にしてください。
GX検定 ベーシックとは?
GX検定 ベーシックとは、株式会社スキルアップNeXtが運営しているGXや脱炭素、カーボンニュートラルに関するリテラシーを幅広く問う検定試験です。環境省認定制度『脱炭素アドバイザー ベーシック』に認定されており、GXの入門レベルの検定として位置づけられています。
試験方法 | 知識問題(多肢選択式・50問程度)/ オンライン実施(自宅受験) |
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申し込み期間 | 随時申し込み受け付け中 詳細はこちら |
料金 | 6,600円(税込) |
公式URL | https://green-transformation.jp/gx_certification/basic/ |
出題内容や、資格取得によって得られる知識は?
GXや脱炭素などの基礎用語の定義はもちろんのこと、関連する法律や国際会議などの背景的な知識、国内外の動向から、CO2排出量算定、削減、情報開示の知識まで幅広く体系的に学ぶことができます。詳しくはシラバスをご参照ください。
受験の対象者は?
受験資格に制限はなく、ビジネスパーソンを含めどなたでも受験することが可能です。GX検定ベーシックの公式HPによると、以下のような方々は特におすすめです。
- GX 推進・サステナブル部門の新規担当者
- 取引先とGXに関連するテーマで会話が必要な営業部門
- 自社の変革を推進する経営者・トップマネージャー
- 将来的にGXやサステナビリティに対応する企業や組織に所属されてる方
- ESGやSDGsに関連の基礎知識や時事トレンドを抑えておきたい方
近年多くの企業において、GXや脱炭素への対応が喫緊の課題となっています。そのため、上記に該当しない方でも脱炭素時代のリテラシーとして、知識を身に付けたい方も多く受験されています。
合格の目安は?
GX検定は合格基準の開示は現在行っておりませんが、2024年2月5日(月)~ 2024年2月25日(日)に開催した「2024年第1回GX検定 ベーシック」では、381名が受験し279名が合格、合格率は73.23%となりました。
「2024年第1回GX検定 ベーシック」までに開催された各回の合格率は、こちらのニュースよりご確認ください。
GX検定 ベーシックを受験するメリット
GX検定 ベーシックを受験するメリットとして、ここでは以下の3つについてご紹介していきます。
- 脱炭素に関する基礎的な知識の証明に役立つ
- 取引先からの信頼向上につながる
- キャリアアップ、キャリアチェンジに繋がる
脱炭素に関する基礎的な知識の証明に役立つ
現在、多くの企業がGXや脱炭素対策を進めています。その流れの中で、GXやサステナビリティ関連の部門に新たに配属された方も少なくないでしょう。GX検定ベーシックの受験と合格を通して、インターネットなどで得た断片的な情報から脱却し、GXに関する体系的な基礎知識をしっかりと身につけていることを証明できます。
取引先からの信頼向上につながる
GX検定 ベーシックは環境省認定制度「脱炭素アドバイザー ベーシック」に認定されています。環境省からの一種の公的な認定を受けている試験であるため、合格することで「脱炭素アドバイザー ベーシック」と名乗ることができます。合格者に配布されるロゴデータは名刺に記載できるので、取引先への提案時などで、会話のきっかけや、お客様からの信頼獲得につながるでしょう。
キャリアアップやキャリアチェンジに有利
GX検定ベーシックに合格すると、その資格を履歴書に記載できます。現在、多くの企業で脱炭素化への対応が急速に求められており、GXや環境分野に詳しい人材の需要が高まっています。脱炭素やサステナビリティに興味を持ち、将来的にこの分野でキャリアを築きたい方にとって、就職や転職、社内でのポジション変更時に大きなアドバンテージとなるでしょう。
GX検定 ベーシックの対策方法
ここでは、GX検定 ベーシックの具体的な対策方法についてそれぞれ解説していきます。GX検定 ベーシックの主な対策方法は以下の4つがあげられます。
- GX入門講座を受講する
- GX検定ベーシック公式対策アプリで勉強する
- 推薦図書の内容を学習する
- GX検定模試を受験する
①GX入門講座を受講する
GX入門講座とは、GX検定ベーシックを主催する株式会社スキルアップNeXtが提供する知識0から学べるGXの入門講座です。GX検定ベーシックに完全対応しています。教材は、グリーン成長戦略策定などに関わっていた専門家と共同開発しており、背景的な知識から着実に学習することができます。
<こんな方におすすめ>
- 脱炭素やサステナビリティ部門に初めて配属された方
- 前提知識から学習したい方
- 合格に向けて1歩ずつ学習したい方
<GX入門講座>
- 価格:11,000円(税込)
- 詳細:こちらからご確認ください。
②GX検定ベーシック公式対策アプリで勉強する
GX検定 ベーシックの対策は、お手持ちのスマートフォンで学習することも可能です。アプリの問題は、GX検定 ベーシックのシラバスに沿って作成されています。時間や場所を問わずに学習することができるため、まとまった学習時間の確保が難しい方におすすめです。
常に学習の進捗率を確認することができ、カテゴリ毎の理解度チェックや復習機能も備わっているため、得意分野や苦手分野の把握に役立ちます。基礎的な用語をある程度理解している方などは、アプリの問題を解きながら学習を進めてみてもよいでしょう。
<こんな方におすすめ>
- まとまった学習時間の確保が難しい方
- GX入門講座の内容をアウトプットしたい方
- 基礎用語はある程度理解しており、問題を解きながら学習をしたい方
<GX検定ベーシック公式対策アプリ>
- 価格:1,800円(税込)
- 詳細:こちらからご確認ください。
③推薦図書の内容を学習する
GX検定 ベーシックでは、学習の参考となる推薦図書も紹介されています。
気になった方はお近くの書店か、図書館等などでお手に取ってみてもよいでしょう。
- 『超入門カーボンニュートラル』(夫馬 賢治)
- 『いちばん優しい脱炭素社会の教本』(藤本峰雄/松田有希/丸田昭輝)
- 『最新図説 脱炭素社会の論点』(共生エネルギー社会実装研究所)
- 『GX(グリーン・トランスフォーメーション)がよくわかる本』(関貴大、 松村雄太)
- 『環境とエネルギー政策がよく分かる本』(関 貴大)
④GX検定模試を受験する
最後にご紹介するのは、GX検定模試です。この模試では、実際の検定試験と同様の環境で何度も模擬試験を受けることが可能です。GX検定ベーシック対応のオリジナル問題100問が収録されており、学習した内容を確認することができます。模試を利用することで、問題の難易度や解答のスピードに慣れることができ、本番の試験に臨む際にはより余裕を持って取り組むことができるでしょう。詳細は、こちらよりお問い合わせください。
まとめ
本記事では、GX検定 ベーシックの概要からメリット、学習方法を詳しく解説しました。GX検定は、脱炭素や環境問題に対する理解を深め、その基礎的な知識を証明する絶好の機会です。ご紹介した学習方法を参考に、自分に最適なアプローチを見つけ、GX検定 ベーシックの合格を目指して、効率的に知識を身につけてみてはいかがでしょうか。皆さまの合格をお祈り申し上げます。
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