株式会社東光高岳

株式会社東光高岳

事業に直結する学びの好機と捉え、網羅的なGX関連知識を職種や役職を超えて広くインプットし、カーボンニュートラルに向けたエネルギー利用の高度化・多様化に貢献

株式会社東光高岳 事業に直結する学びの好機と捉え、網羅的なGX関連知識を職種や役職を超えて広くインプットし、カーボンニュートラルに向けたエネルギー利用の高度化・多様化に貢献
エネルギーインフラの構築を通じて社会に貢献してきた株式会社東光高岳。カーボンニュートラルの実現に向けた価値提案を目指す組織体制として「GXソリューション事業本部」を2022年6月に設置するなど、早くからGX推進に取り組んできました。同社はさらなる事業推進を目指し、GXを担う人材の育成に積極的に取り組み、その一環として、GXソリューション事業部を主に「GX検定 ベーシック」に挑戦しました。今回は、GXソリューション事業本部で人材育成を推進する関根様をはじめ、実際に検定を受講された皆様に、導入の背景と成果について詳しく伺いました。
  • 課題・背景
    エネルギー市場は、再生可能エネルギーの主力電源化、EVの普及拡大、蓄電池や水素技術の進展など、脱炭素への取り組みが一段と加速
    東光高岳は電力インフラ100年企業として、電力の安定供給や高度利用を支えるとともに、カーボンニュートラル等のサステナブル社会に貢献することを掲げる
    さらなる事業推進のためにも、従業員全体のGXリテラシーを早急に底上げする必要性を認識
  • 効果
    GXソリューション事業本部ならびに戦略技術研究所の約80名が受講・合格し、組織全体の知識レベルの底上げを実現した
    顧客への提案時に、国の補助金政策の背景などを交えた説明が可能になり、説得力の向上や会話の幅が広がった
    製品開発において環境配慮の重要性への認識が深まり、部署全体の行動変容のきっかけにつながった

ポイント

社内に点在していた知識の標準化・最新版管理への課題に対し、法令や最新の社会情勢を反映し、定期的に更新される体系的なカリキュラム
継続的なスキルアップと実務への応用を促進した段階的な学習プログラム
従業員の学習意欲を高めるとともに、顧客とのコミュニケーションを活性化させるツールとしても活用可能な、合格の証となる検定ロゴ

GX事業推進へ向けた「体系的な知識」の基盤構築と共通認識を実現

導入前の御社のGXへの取り組み状況を教えてください。

田中様 (ソリューション推進):

GXソリューション事業本部の前身となる省エネソリューション部門は2000年頃に発足しました。以降、京都議定書で排出削減目標が設定されたことを背景に、お客様への省エネコンサルティングを行い、2008年からは自社のエネルギー計測システム「エコ.Webシリーズ」によるエネルギーの可視化提案などを行ってきました。この流れが現在のGXソリューション事業へとつながっています。

関根様 (事業企画):

事業として長く取り組んできた一方、人材育成の面では課題がありました。これまでは部署ごとに1時間程度の小規模な勉強会を行ってきましたが、知識が体系化されておらず、社内での経験に基づいた知識に偏りがちでした。GX事業をさらに推進していくためには、法令や社会情勢といった社会的に標準化された知識を広くインプットし、事業本部全体のスキルを底上げする機会が必要だと考えていました。

スキルアップGreenを選んだ決め手を教えてください。

天野様 (事業企画):

きっかけは、展示会で「GX検定」を知ったことです。これは社員の教育機会として役立つのではないかと感じ、まず自分自身で試しに受験してみたところ、GXに関する知識が網羅的に得られると確信し、社内での導入を提案しました。

関根様 (事業企画):

この提案をうけて、まずは「GX検定ベーシック」から始めてみようと決断したという経緯です。「GX入門ベーシック」講座は、最新の社会情勢を反映して適宜更新されている点も魅力でした。自分たちで情報を集めるのは大変ですが、標準化された講座で手軽に勉強できるのは非常に助かります。2025年4月から5月にかけて約80名が受講・受験し合格しています。

知識習得が顧客への提案力強化に直結。メンバーの意識改革と業務への好影響を実感

実際に研修を実施してみて、いかがでしたか?

関根様 (事業企画):

大きな成果として、事業本部全体のスキル底上げができたと感じています。現場のメンバーからも、業務に直結する効果を実感しているという声が多数あがっています。

木村様 (ソリューション推進):

私はお客様先へ伺う機会が多いのですが、学んだ知識が会話のきっかけになっています。これまで以上に「脱炭素」といったキーワードを交えながら、お客様の事業の付加価値向上につながるようなご提案ができるようになりました。

塚本様 (EVインフラ推進):

私は電気自動車用急速充電器の営業を担当しており、経済産業省の補助金を活用されるお客様が非常に多いです。検定の学習を通じて、2021年度から補助金額が増額された背景に「2050カーボンニュートラル宣言」のような国の政策との関連性を理解できました。お客様へご説明する際の説得力が格段に増したという手応えを感じています。

梅木様 (ソリューション設計):

エネルギーマネジメントシステム(EMS)の設計に携わる中で、製品への理解が深まりました。これまで曖昧に捉えていた「脱炭素」と「カーボンニュートラル」の違いなどを明確に理解できたことで、自分の仕事に対する見方が変わったのが大きな収穫です。

近藤様 (ソリューション開発):

開発部門のマネージャーとして、メンバーの意識の変化を感じています。GX検定を通じて、自分たちが携わっている製品が「カーボンニュートラルに貢献しているもの」であり、GHG(温室効果ガス)削減がいかに重要であるかという認識が部署全体に浸透しました。今後は、開発プロセスにおいて、環境負荷に関する議論がより活発になることを期待しています。

受講者からの反応はいかがでしたか。

関根様 (事業企画):

今回は事業本部内の教育育成活動の一環として提案し自主的に受講希望者を募集しましたが、予想を上回る反響がありました。さらに1回目の募集で多くの合格者が出たことで、「自分も受けよう」と2回目の募集に手を挙げる従業員も出てきており、良い循環が生まれています。また、合格の証として検定のロゴを名刺に掲載しているのですが、ロゴをご存知のお客様との間で話が弾むこともあり、コミュニケーションのきっかけにもなっています。

今後の展開を教えてください。

梅木様 (ソリューション設計):

現在は「GX検定 アドバンスト」の学習を進めています。ここではScope1・2の排出量の算定方法なども学ぶので、専門知識を習得し、お客様への提案や検討事項に対して、より能動的に意見を出せるようになりたいです。

近藤様 (ソリューション開発):

「GX検定 アドバンスト」に向けて学ぶサプライチェーン排出量などの知識を、自社製品の開発に活かしていきたいです。例えば、製品の排出量算出ロジックを応用するといったことも考えられるかもしれません。

関根様 (事業企画):

今回の研修での大きな収穫は、職種や役職の垣根を越えてGXについての「共通言語」を持てたことです。幅広い職種、管理職からメンバーまで同じ時期に受講した結果、議論の深化につながることを実感しました。
今後もお客様に選ばれ、信頼される企業となれるよう、組織力を強化し変化に迅速に対応していきたいと考えています。

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この事例で導入されたカリキュラム

GX入門講座【GX検定 ベーシック対応】

【GXSS レベル1対応】知識0から学べるGXの入門講座です。日本初「環境省 脱炭素アドバイザー ベーシック」の認定を受けたGX検定 ベーシックに完全対応しています。

GX検定ベーシック

カーボンニュートラル実践講座(中級編)

【GXSS レベル2・GX検定 アドバンスト対応】Scope1,2の算定や開示のベースとなる記載ができ、企業共通の排出量削減手法を説明できる力を身に付ける講座です。GX推進・サステナビリティ部門の担当者として、より実務に活かせる知識の習得を目指します。日本初「環境省 脱炭素アドバイザー アドバンスト」の認定を受けたGX検定 アドバンストに完全対応しています。

GX検定 アドバンスト

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