2023年第2回
GX検定 アドバンスト
受験期間
2023年12月4日(月)12:00 〜
2023年12月24日(日)23:59
申込期間
2023年9月4日(月)17:00 〜
2023年12月18日(月)10:00
GX検定 アドバンスト
ADVANCED
GX検定 アドバンストの受験には「GX基礎講座【Sustana演習編】」「GX基礎講座【e-dash演習編】」のどちらかの受講が必須となります。
GX検定 アドバンストとは
GX検定 アドバンストは、環境省認定制度『脱炭素アドバイザー アドバンスト』対応予定のGX中級レベルの検定です。企業のGX推進に必要なGX特有のルール/技術などを深く理解し、社内外のGX関連ソリューションの展開支援ができるよう構成しています。具体的には、世界的な潮流(背景)を十分に理解し、日本のGXの方針や、政策・法制度、ファイナンス、脱炭素を実現する技術など、広範なGX関連知識を有していることを証明できます。
受験対象は、GXを推進する立場のGX推進・サステナビリティ部門のみならず、トップとして自社経営のトランスフォーメーションを推進したい経営者・トップマネジメント、規制や要請に応じて、自社の排出削減を進める生産・調達部門、脱炭素需要を取り込み、新規事業展開等により事業を拡大する開発部門・R&D部門、営業部門等様々です。
合格で目指す人材像
GX推進のための広範な基礎知識を有しており、社内外のGX関連ソリューションの展開支援ができる
実施概要
- 名称
- GX検定 アドバンスト
- 対象者
- 企業のGX推進に関わる可能性がある方
- 受験期間
- 2023年12月4日(月)12:00 〜 2023年12月24日(日)23:59
- 申込期間
- 2023年9月4日(月)17:00 〜 2023年12月18日(月)10:00
- 実施形式
- 知識問題(多肢選択式・100問程度)/ オンライン実施(自宅受験)
- 試験時間
- 90分
- 出題範囲
- シラバスより出題(出題範囲を参照)
- 受験費用
- 11,000円(税込)
学習方法
※ GX検定 アドバンストの受験には「GX基礎講座【Sustana演習編】」「GX基礎講座【e-dash演習編】」のどちらかの受講が必須となります。
講座受講(eラーニング※1)
GX人材育成プログラム「スキルアップグリーン」の下記3講座を受講いただくことで、GX検定 アドバンストの出題範囲をカバーできます。
※1 一社法人研修の場合、LIVE配信・対面で実施することも可能ですのでお問い合わせください
推薦図書

いちばんやさしい脱炭素社会の教本 人気講師が教えるカーボンニュートラルの最前線
藤本峰雄 著 / 松田有希 著 / 丸田昭輝 著
出版社:インプレス
出題範囲(シラバス)
1. 脱炭素化の背景
カーボンニュートラル・GXの定義、気候変動問題、国際団体・会議、エネルギーの基本、主力電源の技術と変遷、日本のエネルギー動向
2. 日本のGX基本方針
基本方針のポイント、エネルギー戦略
3. 世界の動向
世界のエネルギー動向、脱炭素に関連する諸外国の政策動向、民間企業・主要業界の動向
4. 政策・法制度
グリーン成長戦略、主要な政策・制度、カーボンプライシング、GX関連法案、主要な法制度
5. ファイナンス
GXに関連するファイナンスの全体像、グリーン・ファイナンス、トランジション・ファイナンス、イノベーション・ファイナンス、ファイナンス基盤の整備
6. 排出量を評価する方法
サプライチェーン排出量、GHG排出量の算定、LCA
7. 脱炭素技術
GHG排出量算定技術、GHG排出量削減技術、GHG吸収技術
8. 企業の脱炭素化
脱炭素経営の進め方、様々な業界のGXの動きと事例、中堅・中小企業のGX推進、自治体のGX推進、脱炭素化の中で生まれるビジネスモデル、GXに必要なデジタル技術
問題例
世界の平均気温の上昇量と、今後予測される社会経済への影響に関する以下の記述中の( )にあてはまる最も適切な語句を、語群の中からそれぞれ 1 つ選べ。
2021年、 IPCC (気候変動に関する政府間パネル)は、地球温暖化に関する研究の評価をまとめた第 6 次評価報告書を公表した。報告書では、今までと同様に温室効果ガスを排出し続けると、気温が2040年までに(ア)と比較して、約(イ)上昇する可能性が高いことが示された。平均気温が(イ)上昇すれば、今以上に極端な気候変動が頻発する危険性があり、これを防ぐために気温上昇を(ウ)に抑えることが不可欠で、パリ協定の努力目標にもなった。
1.(ア)産業革命時 (イ)2℃ (ウ)1.5℃
2.(ア)産業革命時 (イ)1.5℃ (ウ)2℃
3.(ア)産業革命時 (イ)1.5℃ (ウ)1.5℃
4.(ア)2013年 (イ)2℃ (ウ)1.5℃
5.(ア)2013年 (イ)1.5℃ (ウ)2℃
炭素生産性の計算方法として適切なものを1つ選べ。
1.GDP・付加価値 / 二酸化炭素吸収量
2.二酸化炭素吸収量 / 二酸化炭素排出量
3.二酸化炭素排出量 / GDP・付加価値
4.GDP・付加価値 / 二酸化炭素排出量
カーボンニュートラルを実現するための技術について述べたものとして、最も不適切なものを選べ。
1.カーボンリサイクルは CO2 を排気ガスや大気から回収し再利用する技術の一つで、事例として、内部に CO2 を固定化するコンクリートなども開発されている。
2.CCS は、工場などから排出された CO2 を大気中から回収し、地中深くに貯留する技術のことである。
3.DAC は Direct Air Capture の略語で、CO2 を大気中から直接回収する技術を指す言葉で、日本で開発が進んでいるネガティブエミッション技術である。
4.ネガティブエミッションは CO2 を排出しないエネルギー源活用技術の総称で、GHG 排出量実質 0 を実現するために必要不可欠な技術である。
成長志向型カーボンプライシングに関する以下の記述中の( )に当てはまる最も適切な語句を、語群の中からそれぞれ 1 つ選べ。
2023年2月10日に閣議決定した「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案」では、GX 実現に向けた基本方針に基づき、成長志向型カーボンプライシングの導入など 5 つの施策をかかげている。成長志向型カーボンプライシングの導入では、化石燃料の輸入事業者などに対し、化石燃料を由来とする CO2 の量に応じて、2028年度より(ア)を徴収する。また、2033年度からは、発電事業者に対して、一部有償で二酸化炭素の排出量を割り当て、その量に応じた(イ)を徴収することが打ち出されている。
1.再エネ賦課金
2.Cカーボンクレジット
3.炭素燃料賦課金
4.グリーン税
5.特定事業者負担金
6.GX経済移行債
RE100について述べたものとして、最も不適切なものを選べ。
1.RE100 とは、企業が自らの事業の使用電力を 100 %再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的なイニシアティブであり、世界中の企業が参加している。
2.RE100 の加盟には、世界的に認知度や信頼度が高く、フォーチューン1000 またはそれに相当する主要な多国籍企業であることが参加条件となる。多国籍企業は、世界各地の事業所全てで 100 %の再生可能エネルギー利用を達成することが求められる。
3.RE100 で定義される「再生可能エネルギー」は、水力、太陽光、風力、地熱、バイオマス等を指しており、原子力発電は含まれない。
4.RE100 の中小企業版と呼ばれる『再エネ100宣言RE Action』には世界中の多くの企業が参加しており、RE100 の対象となる大企業や、再生可能エネルギー設備事業の売上高が全体の50 %以上ある事業、収入源が主に発電や発電関連である事業は参加することができない。
FAQ
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試験の2-3週間後までに、GX検定受験サイトにてご登録いただいたメールアドレス宛に結果をお知らせいたします。
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更新制ではありません。有効期限はありませんが、2年に一度の更新を推奨しております。
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はい。GX検定 アドバンストは、環境省認定制度『脱炭素アドバイザー アドバンスト』に対応予定で、指定の要件を満たした研修(『GX基礎講座』)を受講することが必要となります。講座には修了要件はありませんので、お申込みいただければGX検定を受験することが可能です。
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『GX基礎講座』の内容以外からも、出題される可能性はあります。満点を取るためには、講座内容をベースに、周辺知識もご自身で身につけていただく必要があります。
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はい。 GX アドバンスト検定合格者は、検定のシラバス改定に伴う学習内容の変更等があった場合、無料で学習いただけるコンテンツを提供予定です。
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年間3回の開催期間を予定しています。
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正しく学力を計測できないため、WEBで検索したり、手元の書籍などで調べながら受験する事はお控えください。
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現在のところ、過去問題の公開の予定はありません。
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決済手続き完了後のキャンセル、返金は一切受け付けておりませんのでご了承ください。また、お申し込み前に必ず受験推奨環境をご確認ください。