当社は、日本のエネルギー自給率向上を目指し、再生可能エネルギーの活用を最優先に考え、民間企業や地方自治体向けの脱炭素コンサルティングを中心に、不動産事業やプラント開発事業など多岐にわたる事業を展開しています。

脱炭素関連の分野では、市場がまだ新しいこともあり、資格取得の重要性があまり認識されていません。しかし、脱炭素に取り組むコンサルティング会社として、正確な情報をクライアントに提供することは最も重要な要素の一つと考えています。そのためには、従業員が脱炭素に関する正しい知識を身につけることが不可欠です。そこで、当社では従業員への本資格の斡旋を行っています。

ただし、当社の目標は資格保有だけではありません。従業員の現在の知識レベルを評価し、それを向上させることも重要と考えています。将来的には、従業員がより高度なスキルを身につけることを目指すとともに、従業員一人一人が当事者意識をもち、地球環境問題や社会貢献に真摯に向き合えるような社内風土を育成していきたいと考えています。

＜アースシグナル株式会社 代表取締役 笠原 喜雄様よりメッセージ＞

単なる営業ではなく、お客様から信頼されるコンサルタントを目指したい

まずは取り組んでいる事業の内容について教えてください。

澤田様：

主に法人のお客様に向けて、太陽光発電システムのご提案を行っています。そのほかにも、LED照明の入れ替え工事や省エネ設備全般工事に関する受付や、再エネ・省エネ・EVシェアリングの斡旋などにも取り組んでいます。昨今は特に福祉施設や介護施設のBCP（Business Continuity Plan＝事業継続計画）義務化などの影響で法人の需要が伸びていますが、個人のお客様向けに屋根上太陽光発電や蓄電池、充放電設備としてのV2H（Vehicle to Home）設置工事のご案内などを行うケースも増えています。

スキルアップグリーンの講座および検定を導入いただいた背景は？

澤田様：

私たちが営業現場で接するお客様は、電気関連の管轄をされている方やエネルギー管理士の方が多くいらっしゃいます。お客様ご自身が環境問題や電力に関する専門知識を持っているため、私たちもそれ以上の知識を得て、しっかりと付加価値を届けられるような会社を目指していく必要性があるのです。そのような前提を踏まえ、御社の講座はビジネス現場でも活用できる情報が多分に含まれるのではという期待感がありました。

資格取得が業務を進めるうえでの大きな自信に

講座や検定についてはどのような印象を受けましたか？

澤田様：

電気関連の内容や時代背景的な要素に関しては、日ごろから触れているためある程度の理解があり、改めて自分の知識を再確認する良い機会となりました。一方で、エネルギー全般の話などは初めて知る内容も多く、整理するのに少し時間がかかりましたが、総じてとても勉強になったと感じます。

今後の展望や目標を教えてください。

澤田様：

太陽光関連の提案ができる事業者や工事業者は世の中にたくさんあり、現在はお客様が情報を比較検討しながら選択できる状況です。そのなかで、いかに「選ばれる会社」になるのかが重要です。具体的には、過去や今後の時流を踏まえたご提案を行うことで、お客様に付加価値を感じてもらえる会社になることを目指す必要があります。

“電気代が下がる”という一面的なメリットにとどまらず、なぜ化石燃料から離れていくべきなのか。子どもや孫の世代の将来を考えたときに、今何をすべきなのか。今回の講座や検定を通じて、そのような概念を理由も含めて説明できるような情報をいただきましたので、自分たちで咀嚼しながら発信していかなければならないと考えています。そのうえで、会社としての存在意義を示しながら、お客様にとって「アースシグナルに相談すれば、何かしらの解決方法を提案してくれる」と感じてもらえるポジションを築くことを目指しています。

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